茶のみ潤

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作品制作

制作の流れ

筆文字でさえフォントを使用することが当たり前の時代になってきましたが、実際に書かれた手書き文字はいつまでも飽きないホッとする 温かさや馴染みやすさを持っています。 お店の看板や商品・イベントのロゴ、名刺の名前など、たくさんの方の目に触れる文字は、やはり手書きの方が 親しまれ印象に残るのではないでしょうか。

「この商品に合ったイメージの…」「店の看板が映えるように…」など、お客様のご希望は多種多様。そんなご要望にお応え出来る作品を作るために、 日々精進しております。 お手本のように美しい字はもちろん、一度見たら忘れられない印象的なロゴまで、幅広くご対応させていただきます。 ところで皆さんは、作品が出来上がるまでの過程が気になったことはありますか?今回はお客様側から見えない制作風景をご紹介したいと思います。

まずは、精神を統一するための瞑想。細かい指定からざっくりとした依頼までさまざまなスタイルを受け付けて おりますので、そのイメージから作り上げます。



続いて筆選び。とめ・はね・はらいなど、筆の違いによって大きな差が出ます。僅かな違いで印象が変わるので、 念入りに選び、味の出方を確かめます。



筆が決まったら、気持ちを落ち着けて墨を摩っていきます。墨汁と違い、摩った墨は香りもよく濃墨淡墨の表現出来る幅が違います。 墨色は「黒」と言いましても、さまざまな色があります。油煙の持つ紫紺系の黒や松煙の青灰色など数多くある「黒」の中から最適な色味を決定します。

基本的には黒であっても、優しい文字を書きたい場合は淡墨でやわらかに、躍動感のある文字は濃墨で渇筆を出し勢い良くなど、墨や水の量と筆のスピードを変え 表現していきます。



筆・墨と同じく、紙の選定も重要です。きれいな滲みが出る本画仙や、にじみが少なくシャープな線が出る越前和紙などイメージにあった紙選びにも時間を掛けます。 準備が整い次第、精神を落ち着け全神経を筆に集中して書き始めます。1回や2回程度ですぐに納得いく理想の作品が出来上がる訳ではありません。少しでもイメージと違えば、何度でも書き直します。



懸垂幕のように大きな作品の揮毫依頼を受けることも度々ありますが、その場合は特に全体のバランスを考えながら書き進めていきます。 ちなみに、パフォーマンス依頼の際は、この写真の紙よりもっともっと大きな紙と筆を使い、豪快に書いていきます。



時間が経つにつれ、部屋中は書き損じた作品で埋め尽くされていきます。「これでいいか!?」と自問自答しながらの制作により どんどん反故紙が増えていきます。 自分に人一倍厳しくなければ、良い作品は生まれません。何十枚、何百枚と同じ文字を書きながら、 全ての作品に全身全霊を捧げます。



とことん書き上げ、自身の納得いく作品が出来たところでクライアントへご連絡致します。



以上が基本的な作業の流れになります。長年の経験を持ってしても、"魅せる文字"を書くことは容易ではありません。 デジタルではすぐに修正が可能な文字であっても、実際の手書き文字は、やり直しが出来ない一発勝負の世界です。 それだけの想いを込めた作品だからこそ、思わず目を惹くような文字が生まれてくるのです。


店舗の看板・筆文字ロゴのデザイン・タイトル文字など、ご依頼承っております。




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